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KDDI、いちご、AI・ビッグデータを活用した効率的な不動産賃貸取引に向けイタンジと資本・業務提携

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KDDI株式会社(本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 田中 孝司)、不動産事業を手掛けるいちご株式会社(本社: 東京都千代田区、代表執行役社長: 長谷川 拓磨)は、不動産賃貸業界向けソリューションを提供するイタンジ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:伊藤 嘉盛) と資本・業務提携契約を締結し、イタンジが第三者割当増資により発行する株式を取得(注)した事を発表した。

イタンジは、入居希望者とのコミュニケーションにおいてチャットツールの活用とAI による自動応答が可能な 仲介会社向けの顧客管理(CRM)・営業支援クラウドシステム「ノマドクラウド」や、管理会社向けの物件確認電話自動応答システム「ぶっかくん」など、不動産会社(仲介会社/管理会社)向けのソリューションを提供している。
KDDI とイタンジは、「空室状況の確認」や「内見予約」などにおいて、不動産会社、入居希望者双方のより便 利で効率的な不動産賃貸を実現するため、本ソリューションの開発を強化していく。

2017年3月以降順次、「ぶっかくん」と「ノマドクラウド」の物件情報を統合し、リアルタイムな物件情報を持つデータベースを構築する。「リアルタイム DB」を「ノマドクラウド」と連携させることで、 仲介会社によるリアルタイムな物件の空室状況確認と、AIによる自動返答の精度向上を実現する。
また、管理会社向けには、内見の予約状況をカレンダーで一元管理し、業務の効率化を図る「内見予約管理システム」の提供を開始する。
さらに、株式会社 KDDI 総合研究所(本社:埼玉県ふじみ野市、代表取締役所長:中島 康之)とイタンジは協力し、ビックデータや AI に関する技術を活用した入居希望者の好みに応じたタイムリーな物件提案など、新たなマーケティング手法の開発に取り組んでいくこととなる。

(注) KDDIは、グローバル・ブレイン株式会社 (本社: 東京都渋谷区、代表取締役社長: 百合本 安彦) が運営するコーポレート・ベンチャー・ファンド「KDDI Open Innovation Fund」を通じて取得。