2000年以降の電力事業制度改革により電力小売が段階的に自由化され、2016年4月には全面自由化に至っており、現在では事業者の電力購入の選択肢は拡がっている一方で、飲食店事業者にとってコスト削減は重要な経営課題の一つであり、コストの中でも比較的大きな割合を占める電気料金に代表される水道・光熱費の抑制についても、高い関心を払っている。今回の取り組みでは、関西電力が提供する電気料金メニューを利用することによって飲食店事業者にとって一定のコスト削減効果が見込めることから、関西電力と業務提携を行い、関東エリアの飲食店を対象とした、低圧電気料金メニューの販売代理を開始する事となった。2017年4月より、飲食店の出店開業・運営に役立つサービスをワンストップで提供する「飲食店.COM」の登録ユーザーに対して、関西電力が提供する低圧電気料金メニューの販売代理を開始する。なお、現時点において、飲食店向けに当該取り組みを行うのは、同社のみとなる。