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Webメディア運営のイード、絵本ナビを子会社化

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Webメディア運営・コンテンツ提供の㈱イード(東証マザーズ、本社:東京都新宿区、代表取締役 宮川洋)は、平成27年5月26日開催の取締役会において、㈱絵本ナビ(代表取締役社長:金柿 秀幸)の株式を取得、子会社化する決議をしたと発表した。

絵本ナビは、市販の絵本が試し読みできる、絵本・児童書のメディアサイト「絵本ナビ」を運営しているベンチャー企業。掲載されている作品数は57,000冊に達し、年間利用者数(UU)は864万人。サイト内で1,400冊以上の作品が無料で全ページ試し読みでき、5,800冊以上が数ページの試し読みができる。主な収益の方法はオンラインショップでの作品の販売とメディアとしての広告費獲得となっている。

イードはコンテンツマーケティング企業として「iid-CMP(iid Content Marketing Platform)」をビジネスの基盤となるプラットフォームとして位置付け、顧客に対してマーケティングサービス、コンテンツ、EC/リサーチソリューションを提供しており、これまでM&A、新規事業開発等により新たに増えたWebメディアを「iid-CMP」上に搭載させることで、メディア共通のプラットフォームとしての機能を充実させてきている。
今回の株式取得により、保護者&教育関係者向けニュースサイトである「リセマム」と「絵本ナビ」を保有することにより、0歳から18歳までの子供を持つ家庭に対して情報を提供することが可能となる。これにより「幅広い年齢層に対応した子育てメディア」としてのポジションを確保し、約13兆円の「子育て関連市場」※1に対して事業を展開していくとしている。
※1:子供市場総合マーケティング年鑑2013年版(矢野経済研究所)