ICsenseはベルギーのルーヴェンに本社を置く、欧州におけるIC設計のトップカンパニーであり、ASICの開発・供給ならびにカスタムICの設計サービスを中核事業としており、欧州最大のファブレス設計グループを持ち、アナログ、デジタル、ミックストシグナル、高電圧IC設計では世界トップクラスの知見を有し、自動車、医療、産業機器および消費者市場向けに顧客ごとにカスタマイズしたASICソリューションを開発・提供している。
ICsenseのコア技術は、センサとMEMSのインタフェース、高電圧IC設計、電源、バッテリマネジメントである。
TDKのグループ企業となった後も、ICsenseは、世界中の既存顧客および新規顧客向けに革新的なASICの開発を続けていく。
センシングした値を読み取って信号処理するASICは、センサ製品には必要不可欠なプロセスであり、磁気センサのみならず、他のセンサ製品や非センサ製品等にも活用できます。同社の磁気センサにおけるASICメーカーとして過去に数多くの実績があるICsenseを買収することとした。なお、ICsenseの経営体制は今後も継続する予定である。