日本では4人に1人が65歳以上となる「超高齢化社会」を迎え、社会保障費の増大は社会問題化している。特に国民医療費の削減は喫緊の課題となっており、解決するためにはシニア層の健康管理が重要・不可欠なものとなってきており、自らの責任において健康状況を正しく認識し、自らが健康意識を向上させ罹患予防を行っていく必要がある。ゲノム情報提供事業者の多くは、検査による情報提供までがほとんどだったが、同社が出資するP5では、医療機関と提携し、日本で初めてゲノム検査のみにとどまらず、検査結果で判明した可能性のある病気に罹患するリスクに対して、自らが健康管理をし、必要に応じて医師による指導から治療までをフォローアップする、一気通貫したプラットフォームを提供している。P5のサービスは東京医科歯科大学との連携によるサービスとなっており、シニア層、とりわけアクティブシニア層の健康サポートに、大きく効果を発揮するものと同社は期待している。