抗がん剤、抗アレルギー薬、抗生物質など多くの医薬品は、心臓への副作用(心毒性)により使用が制限されることがあり、心毒性を含む副作用評価にかかるコストと時間が現在の医薬品開発上の大きな問題となっている。
同社が製造するiPS細胞由来心筋細胞は製造コストが低く、均一性と長期保存性に優れているため、この問題を解決する有用なスクリーニングツールとして、スタンダードになり得るものと期待されている。
この度の資金調達を実施することで、商用大量細胞生産設備を整え、革新的創薬支援ツールの年内の製品化を目指していく。