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アステラス製薬、ベルギーOgeda社を5億ユーロで買収

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アステラス製薬株式会社(本社:東京都中央区 代表取締役社長:畑中好彦)は、医薬品企業OgedaSA(本社:ベルギーGosselies CEO:Jean Combalbert)の株主との間で、アステラス製薬がOgeda社を買収することに合意し、契約を締結した。

Ogeda社は、Gタンパク質共役受容体(GPCR)に関する複数の低分子化合物プログラムを有している。
最も進んだ臨床開発段階にあるfezolinetantは選択的NK3受容体拮抗薬であり、更年期に伴う血管運動神経症状(VMS)に苦しむ患者さんを対象とした非ホルモン治療に関する前期第 II 相試験において良好な結果が得られている。
アステラス製薬は、本買収により臨床開発段階のパイプラインを拡充し、中長期の成長をより盤石なものとしていく。本買収契約に基づき、アステラス製薬はOgeda社の株主に対し、買収完了時に、Ogeda社の全株式の対価として契約一時金5億ユーロを支払い、更に、fezolinetantの開発の進捗に応じて、最大で総額3億ユーロを支払う可能性がある。

アステラス製薬は米国の Hart-Scott-Rodino 法で定める待機期間が終了することなどの前提条件や、必要な法的諸手続きを経て、2017年度第1 四半期中に買収を完了し、Ogeda社を完全子会社化する予定である。