今回の資本業務提携はシリーズBラウンドの資金調達も兼ねており、総額10億円超の資金調達を予定している。
昨今の交通事故削減の取り組みの一環としてドライブレコーダーの社会的な需要が高まる中、録画した膨大なデータをすべて目視して確認することが難しいという課題もある。同社は現在、スマートフォンアプリをベースとしたドライブレコーダー機能の開発を進めており、危険運転や事故などがあった地点の前後数秒のみ動画を取得し、それをクラウドで解析するプラットフォームを今夏にリリースする予定となる。その後、信号無視や車線変更違反なども含めリアルタイムに動画解析結果をフィードバックできるようなサービスを随時公開していく予定となる。
同社が開発する車載デバイスも最初のOBD-IIデバイス(BLE版/3G版)からラインナップを増やし、現在ではOBD-IIが非対応車種でも走行データが取得できるようにシガーソケットデバイス(BLE版/3G版)も提供している。シガーソケットデバイスでは、OBDから取得できるデータと比較してもほとんど遜色のない精度で情報が取得でき、かつ各種センサーも活用することでさらに高度な運転診断を今夏リリース予定となる。