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エンビプロHDとPSAM社、Tan氏と合併会社を設立

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株式会社エンビプロ・ホールディングス(本社:静岡県富士宮市 代表取締役社長:佐野富和)は、TanTeoSong氏とアール・エス・アセットマネジメント株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:柴山隆史)による合弁会社MINE BIOMASS SYNERGIES PRIVATED LIMITEDを設立し、4月3日付けで出資を実行したことを発表した。

木質バイオマス発電所は年々増加しており、平成29年までの稼働予定件数89か所に対して平成32年度末には140件以上に増加し、これらの発電所がすべて稼働すると、燃料となるPKSは平成29年で約100万トン、平成32年で約300万トンの輸入が必要となり、PKSへの需要が高まる。

このような市場環境を受け、PKSの集荷の仕組みを構築し同社子会社である株式会社エコネコル貿易部門の新たな収益源とすべく、同社では現地パートナーTan氏とRSAM社と合弁会社を設立することとなった。
現地パートナーであるTan氏はタイにて通信機器販売会社を経営しており、平成25年より石炭及びバイオマスビジネスに参画し、マレーシア、インドネシアでの新規PKSヤードを開設した経験を有しており、RSAMは太陽光設備等の再生可能エネルギーファンドに対するアレンジメント事業やインベストメント事業を営む事業会社である。
これら合弁先のノウハウと、同社の貿易機能である物流システムやヤード管理のノウハウ等を応用することで、PKSの安定した調達ソースを確保し、国内での新たな販売スキームを確立していき、PKS輸入から開始し取扱量を増やしながら、将来的には商材を木質ペレットや半炭化ペレットへと拡大していく。