同社は、昨年8月に発足した新経営体制の下、全ての事業の連携と総合力の強化を図り、事業拡大を通じて様々なステークホルダーの期待に応える方針として“One SHARP”を掲げるとともに、当社の原点であり創業の精神である「誠意と創意」を継承し、同社らしいオリジナリティ溢れる商品やサービスをお客様一人ひとりに提供するとの意味を込めた新コーポレート宣言“Be Original.”を制定し、早期黒字化に向けた構造改革を断行している。今後、さらに長期的な視点に立って競争力を強化し、成長軌道への転換を図るべく、様々な検討を進めており、かかる中同社は、オンキヨー&パイオニア株式会社、TERENGGANU INCORPORATED SDN.BHD.及び個人との合弁会社であるSOEM社を子会社とすることを決定致した。SOEM社は、ホームシアター向けのAVレシーバー等オーディオ機器の製造販売を行っており、今後、同社液晶テレビAQUOSと連動したオーディオ機器展開等を核に更なる事業拡大を図るべく、今般、個人が保有する株式を同社が譲り受けることで同社の出資割合を増加させるとともに、SOEM社役員の過半数を同社から派遣することにより、SOEM社を子会社とすることとなった。OPC社及びトレンガヌ基金の出資割合に変更はなく、今後も合弁事業としてオーディオ事業の展開を図っていく。