レグセルは、ニッセイ・キャピタル、富士フイルム、国立研究開発法人科学技術振興機構、SCREENホールディングス、香川証券、東邦ホールディングスへの第三者割当増資により、総額6.2億円の資金調達を行った。レグセルは、世界的な免疫学研究者である、坂口志文教授(大阪大学名誉教授兼京都大学名誉教授)および河本宏教授(京都大学 ウイルス・再生医科学研究所教授)の技術をもとに、制御性T細胞を用いた新たな細胞医療の創出、およびiPS細胞技術を利用したキラーT細胞よるがん治療細胞医療の創出を目指すベンチャー企業であって、2016年1月の設立以来京都大学との共同研究により基礎技術の開発を進めてきた。今回調達した資金によって、こうした免疫細胞の実用化に向けた培養法開発を加速し、数年後の臨床応用を目指していく。