テラスカイ、イグアスと資本業務提携

１．提携の目的

同社は、クラウド・インテグレーションのリーディングカンパニーとして、創業以来、企業のクラウドシステム導入ニーズに応えてきた。同社を取り巻く環境としては、引き続き拡大する SaaS 市場、IoT 市場で、クラウド・インテグレーション案件数が更に増加することが予想されている。
イグアスは IT のハードウェア、ソフトウェア、ソリューションの提供を主たる事業としており、全国に 9 拠点、650 社のパートナー企業様経由で地域密着のきめ細かいサービスの提供を行っている。IBM社ハードウェア製品取り扱いに関しては、2007 年以来 9 年連続 No.1 の評価を受けるなど高い評価と実績を有している。
今回のイグアスとの提携により、共同で Salesforce、Amazon Web Services を中心としたクラウド・コンサルティング、クラウド製品、クラウド・インテグレーションサービスを提供し、全国のユーザーへのクラウド導入メリットの提供を目指していく。イグアスのパートナー企業経由での取引を広げて行くことで、両社で更なる収益の向上を図っていく方針となる。

２．資本提携のスキーム

イグアスは現在、JBCCHD の 100％子会社となっているが、今後は特定の系列に属さない、独立系付加価値ディストリビューターとして更に発展して行くため、みずほキャピタルパートナーズ株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：亀井温裕）の業務受託先である MCD4株式会社が無限責任組合員を務めるMCP4投資事業有限責任組合が主として出資する特別目的会社である、株式会社 IG ホールディングス(本店：東京都千代田区) が JBCCHD よりイグアスの全株式の譲渡を受ける予定となる。
同譲渡により、イグアスは IGHD の 100%子会社になるが、同時に同社は IGHD の第三者割当増資を引き受けることで 5%に相当する IGHD 同社株式を取得する。
また、イグアスの役員及び経営幹部等が合わせて 5.7%の IGHD の株式を取得するとともに、現在の親会社である JBCCHD が 5%の同社株式を取得する予定となっている。
IGHD は平成 30 年 3 月末（予定）を目途に、イグアスと合併し一体の法人格となり、結果、当社はイグアスの 5%の株式を保有することとなる。