今後、さらに長期的な視点に立って競争力を強化し、成長軌道への転換を図るべく、様々な検討を進めている。
中でも、“新規事業の加速”による事業拡大に向け様々な取り組みを進めており、同社はかねてより次世代ディスプレイ技術の一つとされるμLEDディスプレイの製造技術の開発・製品化を進めてきた。
今般、本ディスプレイの早期の事業化には他の企業との協働により開発・製品化を進めることが最善と判断したことから、μLEDディスプレイ製造の効率化に関する研究開発を進めてきた技術者が設立したeLux社に対し、同社が保有する関連特許を現物出資することを決定した。
今回の出資により、同社は、eLux社がCyberNet社、AOT社及びInnolux社から出資を受けることによって推進を図っているμLEDディスプレイの合弁事業に参画し、事業化に向けて取り組んでいく方針である。