1. TOP>
  2. 資本・業務提携
  3. ソフトバンク、韓国最大規模のEコマースサイトへ出資

ソフトバンク、韓国最大規模のEコマースサイトへ出資

  • feedy

ソフトバンク㈱と韓国で最大規模のEコマースサイト「クーパン」を運営するForward Ventures, LLC(フォワード・ベンチャーズ、ソウル市)は、ソフトバンクの子会社がクーパンに対し10億米ドル(約1,240億円)の出資を行うことを合意したと発表した。出資額は、10億米ドル(日本円で約1240億円)。   ※1米ドル=124円で換算した場合。本取引は、7月上旬に完了する見込み。

クーパンはこの資金調達により、注文から入金に至るまでのサービス、同日配送ネットワーク、先進的なモバイルアプリケーションの革新を促進させ、これらの取り組みをさらに強化していく。また、今後、シリコンバレー、シアトル、上海、ソウルにある事業拠点の研究開発機能を拡大していく予定。

モバイルを最大限活用し最先端の配送サービスを提供するクーパンは、世界で最も革新的なEコマース事業者のひとつ。
モバイルアプリケーションは2,500万以上のダウンロード数の実績があり、韓国内で最大規模のアクティブユーザーを誇る。
現在、全売上高の75%とアクセス総数の85%がモバイルユーザーの利用分で占められており、モバイルコマース事業者としても先進的な会社といえる。クーパンが自社で所有する配送インフラにより提供される業界屈指の配送サービスにより、同社は急速に事業成長を続けている。競合他社にはない品ぞろえと、韓国でも最大級の受注・入金オペレーションシステム、またお客さまのご自宅まで直接商品を届けるクーパン・マンと呼ばれる宅配チームにより、直近の6カ月間で個別配送売上が3倍以上に達する業績を上げている。

フォワード・ベンチャーズは、ボム・キム氏により2010年に創業され、ソウルの他にシリコンバレー、シアトル、上海に拠点を持つ。ソフトバンク以外には、Greenoaks Capital Management、Rose Park Advisors、BlackRock、Wellington Management Company、Sequoia Capital Global Equities、Sequoia Heritage、Maverick Capital、Altos Venturesなどから出資を受けている。