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電通ベンチャーズ、がんの早期発見に向けた血液検査手法を開発する米国グレイル社に出資

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株式会社電通(本社:東京都港区、社長:山本 敏博)が運用するコーポレート・ベンチャーキャピタル・ファンド「電通ベンチャーズ1号グローバルファンド」は、がんの早期発見に向けた血液検査手法を開発する米国の「Grail, Inc.」(本社:メンローパーク市、CEO:Jeff Huber)に出資したと発表した。

グレイル社は、がんの早期発見をミッションとするライフサイエンス会社で、独自のシークエンシング(DNA配列情報の読み取り)技術、大規模な臨床実験および最先端のコンピューターサイエンスとデータサイエンスを活用し、がんを治療が可能な早期に発見する血液検査の手法の開発と検証に取り組んでいる。同社は、そのために必要な資金900百万ドル超をシリーズB資金調達ラウンドで調達しました。

電通ベンチャーズは、シリーズB資金調達ラウンドに参加し、グレイル社の日本におけるパートナーシップ戦略をサポートしていく予定である。同社グループのクライアントやパートナー企業とのアライアンスを実現することで、同社技術の日本国内における実用化を後押ししていく。また将来的には、がんの早期発見を目的とした検査の普及、受診率の向上にも貢献していきたいと考えている。

<グレイル社の概要>
社名: Grail, Inc.
本社所在地: 米国カリフォルニア州メンローパーク市
代表者:   Jeff Huber(CEO)
事業内容:  がんの早期発見に向けた血液検査手法の開発

<電通ベンチャーズの概要>
名称:  電通ベンチャーズ1号グローバルファンド(Dentsu Ventures Global Fund I)
ファンド総額: 100億円
ファンド組成時期: 2015年4月
運用期間: 2025年3月までの10年間を予定
投資地域: 米国、欧州、日本、アジアなどグローバルに投資
投資ステージ: シード/アーリーステージを中心としつつ、ミッド/レイターステージも含む幅広いバランス投資
投資領域: (1)広義のマーケティング/コミュニケーションビジネスを変革しうる領域
(2)上記に当てはまらなくともイノベーティブでポテンシャルの高い新領域