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廣済堂と福島印刷の業務提携モデルを拡大

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株式会社廣済堂(本社:東京都港区、社長:浅野健、以下、「廣済堂」)と、福島印刷株式会社(本社:石川県金沢市、社長:下畠学、以下、「福島印刷」)は、2015年6月、デジタル印刷分野において、オフセット印刷に近い高品位な画質を実現する最新鋭デジタル印刷機を導入し、共同でダイレクトメールサービス(以下、「DM」)およびブックオンデマンドサービス(以下、「BOD」)を推進する業務提携契約を締結した。
今回、2017年9月に廣済堂のさいたま工場にロール式インクジェット印刷機(Truepress Jet520 HD ※1)を設置し、サービスを開始することを発表した。

※1 Truepress Jet520 HD: 株式会社SCREENグラフィックソリューションズ提供

2015年6月に締結した両社における業務提携は、両社の保有するリソースを効率的に活用し合う事業最適化システムである「シェアモデル・マネジメント」として、コストとリスクを低減させ競争力強化を図ってきたと同時に、個人情報を取り扱うデジタル印刷設備をシェア利用するに際しての通信系、データ処理系、生産フロア等の高度な時間分割独立管理システムとルール体系に基づく「シェアポリシー」による共同運営を実現し、デジタル印刷領域での実績を拡大してきた。

今回の導入は、業務提携モデルの拡大に向け出版印刷や商業印刷の営業領域におけるデジタル印刷サービスの拡大や深化を目指す廣済堂の独自設備による事業展開の強化と、金沢工場とさいたまサテライト工場を稼働している福島印刷のさいたま工場内でのBCPリスク解消と金沢との3拠点による冗長化モデルを実現することで、両社における顧客へのサービスと品質・納期保証の強化を図る。

加工分野においては、福島印刷のサテライト工場内の圧着はがき加工ラインのほか、廣済堂のさいたま工場内には、従来の封入封緘ラインに加え、新たにデジタル印刷に対応した製本加工ラインを導入。「DM」「封書」「BOD」のいずれにも対応できる体制で顧客のニーズに応える。