政府による「働き方改革」への取り組みが本格化し、“戦後最大級”ともいわれる労働制度改革が着々と進んでいる。そんな中、社員の「生産性向上」を目指す企業が増え、目標管理による人事システムへの注目が高まってきている。さらに、2017年度より厚生労働省が100億円の国家予算を掲げ、成果型賃金を導入した企業を対象とする「人事評価改善等助成金」を開始したこともあり、あしたのチームへのお問い合わせ数は昨年の約4倍に増加している。こうした需要に対応するため、中小・ベンチャー企業向けに人事評価クラウド「コンピリーダー®」を提供するあしたのチームと、タレントマネジメントにおける人事考課として「MBO Cloud」を大手企業向けに提供するサイダスは、相互送客とシステム連携も視野に入れて両社サービス連携の検討を開始した。あしたのチームとサイダスは、組織・人事関連という共通の領域においてサービス展開をしており、一方でターゲットとする顧客層やサービスの切り口はそれぞれに異なり独自の強みを持っている。そのため、相互送客とシステム連携も視野に入れた業務提携は、より多くの企業の「働き方改革」の推進に寄与するものと考えている。