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NIL、総額1.6億円の第三者割当増資を実施

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「最先端のナノ粒子化技術×天然由来の生理活性物質」で機能性を飛躍的に高めたアンチエイジング製品群を開発する株式会社NIL(代表取締役:佐藤幸蔵、本社:神奈川県中郡二宮町)は、総額1.6億円の第三者割当増資を実施したことを発表した。引受先は、株式会社ファストトラックイニシアティブ*、株式会社アルコパートナーズおよびSMBCベンチャーキャピタル株式会社*。
*それぞれが運営するファンドにて引受。
また、2017年7月7日付で社名を「株式会社ナノイノベーション研究所」から、「株式会社NIL(エヌアイエル)」に変更した。

NILは有機化学分野で40年以上の研究・開発の実績を持つ3名の創業者が、2015年2月に国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 (NEDO)の研究開発型ベンチャー支援プログラム公募への採択を機に創業した研究開発型ベンチャーです。コア技術であるスーパーナノ粒子(SNP*)技術を応用して、生理活性物質のバイオアベイラビリティを向上させたオンリーワン商品を開発し、高齢化社会のニーズに応えるべく、「アンチエイジング」技術で社会貢献していく。
*SNP=Super Nano Particle
フローマイクロリアクターを始めとする特殊デバイスを用いて、粒子径20~30nmのナノ粒子を安定かつ高生産的に製造するだけでなく、複数の天然生理活性成分を粒子内に秩序正しく配置させることで様々に機能化できる革新的なナノ粒子形成技術である。本技術により、従来、物性の制御が難しかった天然生理活性成分を、有効性を高めつつ安定的にナノ分散させることに成功した。

今回の資金調達により、研究開発とマーケティングの強化を図るとともに、新商品の事業化を加速する。まず2017年秋に、白髪や薄毛で悩む多くの方々のために、新たに発見された植物由来の有効成分(特許出願済)をSNP化して配合したヘアケア製品を発売する。さらに、SNP技術を用いて高機能化粧品、医薬部外品、機能性表示食品等、様々な分野で商品開発、市場開拓を進めて行く。並行して、東京工業大学および筑波大学との共同研究により、新規発見された天然由来の有効成分に関する理解を深め、さらなる革新的製品開発へと繋げていく。