以下「ナインアワーズ」)は、ナインアワーズの運営する宿泊施設の新規出店に対するファイナンス支援に関する業務提携契約を7 月28 日付で締結したことを発表した。
ナインアワーズは、都市型トランジットサービスという新しい滞在価値の提供を目指して、新しいタイプのカプセルホテルによる、24 時間いつでも利用可能な宿泊・短時間滞在サービスを展開している。
今回の業務提携に基づき、ナインアワーズが出店する施設向けに設立する合同会社(以下「当該ファンド」)に対して、昭和リースは匿名組合出資によるファイナンス支援を行う。
このスキームでは、合同会社の投資対象は不動産を含めた施設となるが、不動産については所有権の他、借地権も取得の対象とするのが特徴である。このため、このスキームのプログラム化により、安定的な資金の確保に加え、幅広い資産の事業化が可能となり、ナインアワーズの新規出店の加速が期待される。
また、ナインアワーズでは、このスキームを活用して、当面10 案件程度、総投資金額にして100 億円程度の出店を目標としている。なお、当該ファンドのアセットマネジメント業務は不動産仲介大手、三幸エステート株式会社の100%子会社である三幸オフィスマネジメント株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:御代 元)が担う予定である。