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マリオット・インターナショナルが5億人の会員を抱えるアリババグループと合弁会社を設立

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マリオット・インターナショナル(本社:米国 メリーランド州、社長兼最高経営責任者:アーン・ソレンセン)は、毎年数億人ともいわれる消費者が海外および国内を旅している中国市場を見直し、新たな旅の体験を提供するために、中国のマーケットを熟知し、同市場に5億人の会員を抱えるアリババグループと合弁会社を設立したことを発表した。

この合弁会社は、マリオットが展開する世界的ポートフォリオのホテルブランドと旅行専門知識、アリババの有するデジタル上における小売業のリーダーシップを活用しながら、そのプラットフォームを通じて月間5億人以上のモバイルアクティブユーザーへのアクセスを可能とする国際ブランドのゲートウェイとしての役割を担う。合弁会社は、マリオットとアリババ双方の資源を活用し、アリババの旅行サービスプラットフォームである「Fliggy(フリッギー)」上にマリオットのウェブ店舗(ストアフロント)を運営する。アリババの既存顧客層に対して、ダイレクトな販売が可能となり、マリオットとアリババそれぞれの間でロイヤリティ・プログラムをリンクさせることで、中国人旅行者向けにカスタマイズされたコンテンツやプログラムを提供する。

国民の平均所得の上昇と比例して、中国の中産階級はより質の高い製品や旅行体験を求める傾向にある。この新しい合弁事業は、シームレスで、統合されていて、且つ個人にカスタマイズされていることを期待する消費者の欲求を満たすように設計されている。中国人旅行者とマリオットのホテル・ポートフォリオがダイレクトにつながるような、利便性の高いソリューションを提供する予定である。