今回のミュウ社のグループ会社化により、シノケングループ内のリーシング力が強化されるほか、グループ内の既存事業とのシナジー効果も見込まれる事から、ミュウ社を含むシノケン全体として、更に魅力ある商品・サービスの提供が可能となる。シノケンは福岡県福岡市を発祥とし1990年の設立来、創業ビジネスとして「土地がなくても、自己資金が少なくてもアパートやマンション経営ができる!」をキャッチフレーズとし、土地を持っていない公務員・サラリーマン層による資産形成を目的としたアパート経営のパイオニアとして、その事業規模を拡大してきた。一方、ミュウ社は1992年に設立され、福岡エリアを中心に「MYU」ブランドによる賃貸仲介ショップを展開し、天神や博多をはじめとする福岡都市圏を中心に賃貸仲介13店舗を展開しており、高い知名度と信頼性を有している。両社は設立年も近く、創業期からの長い取引関係と信頼関係を有するパートナーであり、シノケンがミュウ社をグループ会社化する事により、グループ全体として更なる事業規模の拡大ならびに企業価値の向上を図る事を目的として、今回の合意に至った。シノケンは、現在、不動産販売事業(投資用アパート・マンション販売)、不動産管理関連事業(不動産賃貸管理、不動産仲介、分譲マンション管理、家賃等の債務保証、少額短期保険、損害保険代理店)、ゼネコン事業、エネルギー事業(LPガスの小売販売、電力の小売販売)、介護事業、海外事業を展開しており、その特徴は、各事業を綿密に連携させ、高いグループ内シナジーを創出する点にある。今回のミュウ社のグループ会社化は、既存事業との相関性の高い賃貸仲介事業であり、様々なグループ内シナジーの発現により、シノケングループ全体としての企業価値の向上を見込んでいる。