政府が「観光先進国」に向けた観光ビジョンの下、訪日旅行者数の目標を2020年に4,000万人とする中、宿泊施設の供給拡大へのニーズが高まっている。そこでアルメックスは、これまでカップル向け宿泊施設として運営されてきたレジャーホテルを、より多くの旅行者が予約することができるよう楽天トラベルと業務提携を行った。アルメックスは、宿泊施設、医療施設、商業施設向けに自動精算機や受付機、ホストコンピュータを中心とした施設スタッフの業務省力化・コスト効率化を実現するITを活用した“トータルソリューション”を製造・販売し、設置導入後の保守メンテナンスサービスも一気通貫で提供しているが、レジャーホテルにおいては、全国4,000軒超のホテル顧客にアルメックスの製品・サービスが利用されている。自社で運営するレジャーホテル検索サイト「ハッピー・ホテル(以下「ハピホテ」)」では、約350件のレジャーホテルで予約システムの導入・運用実績がある。そのノウハウや経験、ホテルとの深い長期的な取引関係を生かしつつ、今回の楽天との協業によって、レジャーホテルの予約利用を普及させると同時にホテル稼働率を向上させていくことで、業界の活性化と中長期的な発展に寄与していく。