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ICOソリューションと仮想通貨取引所を提供するテックビューロ、総額約16億円の資金を調達

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ICOソリューション「COMSA」、ビットコイン取引所「Zaif」、及びブロックチェーン製品「mijin」を提供するテックビューロ株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役:朝山 貴生、以下「テックビューロ」)は、株式会社ジャフコ(本社:東京都千代田区、取締役社長:豊貴 伸一、以下「ジャフコ」)及びインフォテリア株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:平野 洋一郎、以下「インフォテリア」)を引受先とする、総額約16億円の資金調達を実施したことを発表した。

テックビューロでは、2015年春からビットコイン取引所「Zaif」(実際には2014年4月から運営していた現存する日本最古のビットコイン取引所を買収・改修)、同年秋からはプライベート・ブロックチェーン製品「mijin」と、業界内でも先駆けて最先端のブロックチェーン関連サービスを提供してきた。

2016年には企業のトークン発行支援サービス「Zaica」を発表し、「Zaif」をトークンも取引可能な仮想通貨取引所へと進化させたほか、同年秋には世界でも先進的な、テレビ番組と連動したエンターテイメント系のICO「BitGirls(ビットガールズ)」を実施した。

そして2017年8月3日、本格的な総合ブロックチェーンソリューションとして、企業がブロックチェーン技術の導入とICOとを同時に実施できる「COMSA」を自社ICOの実施予定と共に発表し、9月7日までの34日間で、世界中から合計12万人もの事前登録者を獲得している。

外部には2年以上にわたって共有されていなかったビジョンが、提供中の全てのサービスと製品をまとめた総合ソリューションである「COMSA」構想として公表された中、テックビューロでは企業としての体制拡大及び既存製品の開発販売の加速を目的として、今回の増資を実施するに至った。

テックビューロは、シリーズBラウンドの一環として、第三者割当により以下の2社を引受先とする総額約16億円の資金調達を実施した。
1.ジャフコの運用する投資事業組合:約15億円
2.インフォテリア:約1億円

今回の調達による資金の使途は主に以下の通りである
•経営基盤の拡充と人員の増強
•「Zaif」取引所のインフラとサービスの拡充
•「mijin」クラウド型BaaSサービス「CloudChain(クラウドチェーン)」の整備
•世界における「mijin」ライセンスとクラウドチェーンの販売体制の拡充
•米国拠点の拡大と、欧州、アジア拠点の設置
•新規事業投資とM&A

なお、10月2日から実施されるICOにおいては、COMSAのホワイトペーパーに記されている通り、COMSA自体のシステム開発、それに対応するための既存サービスの拡張、及びそれらに関するサービス運営の資金を調達する予定である。