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制御開発のAZAPA、早稲田大学自動車用モデルベース制御研究所と研究連携

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AZAPA株式会社(所在地:愛知県名古屋市、代表取締役:近藤康弘)と早稲田大学次世代自動車研究機構 自動車用モデルベース制御研究所(所在地:東京都新宿区、所長:草鹿仁理工学術院教授)は、自動車のパワートレーンおよび性能に関わる機能システムのモデル化を目的とした「モデルベース制御研究会」を発足した。

近年、自動車の環境規制は厳しさを増し、特に温暖化抑制に向けて世界各国が協力する機運が高まって、各国・地域の燃費規制の導入が進んでいる。しかし、最も厳しいとされる2020年以降の燃費規制への対応シナリオは明確化されていない状況である。

AZAPAは、国内自動車メーカーおよびサプライヤーに向けて、モデルベーステクノロジーを基盤とするフロントローディング化を行う独自プロセスを提唱し、自動車の機能システムごとの性能(局所最適解)のインテグレーションと自動車全体の性能(全体最適化)の可視化と設計を行う仕組みをソリューションとして提供している。

今回、早稲田大学 次世代自動車研究機構の自動車用モデルベース制御研究所との取り組みは、自動車の各機能システムのモデル化を推進し、AZAPAのソリューションを強固にするものである。早稲田大学自動車用モデルベース制御研究所は他大学とのインターフェースも兼ね、精度の高い解析モデル(3D)を1Dシミュレーションモデルにリダクションするなど、AZAPAのサービスを支える研究機関のひとつとして機能する。

AZAPAは早稲田大学自動車用モデルベース制御研究所との長期的な研究連携を行うことを視野に、シャシーダイナモなどの計測環境およびエンジニアもAZAPAが投資していく方針である。