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軽貨物配送のケイソーが店舗商材卸のエンフィールドと業務提携

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軽貨物配送サービスを行う株式会社ケイソー(本社:千葉県柏市、代表取締役:伊藤 淳、以下 ケイソー)は、9月19日より店舗施設向商材卸・営業代行・営業コンサルティングの株式会社エンフィールド(本社:東京都千代田区、代表取締役:竹尾 景行、以下 エンフィールド)との業務提携に関する契約を締結したことを発表した。

ケイソーとエンフィールドでは2016年11月に葬儀会社への配送等で連携を開始していたが、そのほかのエンフィールド取引先(外食チェーン・小売店など)でも軽貨物配送業務への需要が高く、今後の事業成長ものぞめることから、このたびの包括的な業務提携に関する契約の締結に至った。

具体的には、ケイソーが軽貨物配送業ノウハウ(営業方法、ドライバー教育など)提供等の「軽貨物運送事業設立支援」をエンフィールドの全国に約70ある代理店に提供し、各代理店が全国2,900店ある取引先店舗へ物流営業を順次開始する。冠婚葬祭業向け配送(スーツ、ネクタイ着用等の条件がある業務)やパソコンの設置・セットアップ等の専門スキルを伴う作業にいたるまで、ケイソーが行う軽貨物配送サービスの特徴である、これらの顧客ニーズに柔軟に対応する細やかなサービス体制を全国規模で整え、配送業界での差別化を図る。

ケイソーの迅速・確実・柔軟をモットーとした通常配送に加え、「緊急便」「定温輸送便」「企業専属便」や業界初の「AED搭載車」などに代表される細やかなサービスと、全国に取引先を保有するエンフィールドのネットワークが連携することによって、取引先の増加、更なる売上拡大を目指し、3ヶ年計画で年商30億を目指す。また一方で、前述のように需要が高まり、市場が成長している宅配業界では宅配業者の労働力不足・労働環境悪化も重大な社会問題に発展している。今回の業務提携は、異業種との新たな宅配インフラのネットワークを創出する試みであり、配送業界における慢性的な労働力不足解消の側面も持ち合わせているため、それらが業界全体の課題の改善に繋げられるよう今後も努めていく。