クラウズは、主にローエンドSoC環境向けを中心に、2006年から世界各国のOEM及び市販製品に採用実績があり、2D及び3D-HMIを実現する組み込み向け2D/3D描画エンジン「MatrixEngine(R) Embedded」、Non-OSや2D-APIのみのごく小規模な組み込み用途向け新開発描画エンジン「MatrixEngine(R) One」、および「MatrixEngine(R) Embedded」「MatrixEngine(R) One」を使用したGUIアプリ開発用統合開発環境「MatrixEngine(R)(SDK)Pro」を提供している。エイチアイは、主にハイエンドSoC環境向けを中心に、先進的GUIや統合HMIアプリ開発を容易にするオーサリングツール「exbeans(R) UI Conductor」、及びGPU(*Graphics Processing Unitの略)サポートを有するターゲットハードウェア環境上で高い描画性能を実現する完全自社製Graphics描画エンジンを内包した「exbeans(R) UI Conductor Runtime Engine」を提供している。また自動車業界におけるソフトウェアTier1メーカーとして、製品自体の弛まぬ品質向上を目指す観点からツールの機能安全(ISO 26262)認証取得へ向けて積極的に取り組んでいる。結果として、品質に対する高い信頼性や安全性が求められる昨今、複数のハードウェア連携機能を有するeコックピットHMI(多画面連携制御HMI)や自動運転用途で必須となるマルチアングルビューHMIなどの課題が解決可能となっている。今回の戦略的提携により、クラウズおよびエイチアイは双方の製品を販売できることになる。今後両社は全面的な協力体制を維持・発展させながら、主にハイエンドSoC環境向けをエイチアイ製品にて、ローエンドSoC環境向けをクラウズ製品にて顧客のニーズに100%応える最適ソリューションプロバイダーとして、ワンストップかつ手厚いサポートを提供する。