同社のリアルタイム・ニュース関連情報配信サービス「Spectee」は、現在、国内ではテレビ局や新聞社、通信社、ネット系メディアなど100社以上の報道機関の現場で運用されている。また、6月より開始している海外向けのニュース動画配信事業では、AP通信社やニューヨーク・タイムズ社など現在世界32カ国のメディア企業に動画コンテンツの提供を行っており、売上は好調に推移している。さらに、同社の人工知能エンジンを応用した防犯・警備への活用も増えており、先に行われた隅田川花火大会では、警備の効率化の新しい手段として導入された。Specteeは、現在当社独自に開発を進めている人工知能エンジンをこれまでの画像・動画解析の分野からさらに一歩進めて、テキスト及び音声の分野での活用に向けて開発を進めている。今回の資金調達は、ニュース情報配信サービス「Spectee」を中心とした国内外の事業拡大のための人材採用およびマーケティングの強化、さらに当社の人工知能エンジン「Spectee AI」の開発の促進にあてる予定。■ 株式会社Specteeについて同社は「Reporting Realities in Realtime」をミッションに、独自開発の人工知能エンジン(特許技術)を活用して、インターネット上の動画や画像を瞬時に解析する技術を基盤として、2015年に動画ベースのリアルタイム速報ニュースアプリを開発。2016年3月にその技術を応用した、報道機関向けのクローズドなサービス「Spectee」のベータ版をリリース、その後「Spectee」を軸に多くのメディア各社向けに情報配信サービスを展開している。