また、顧客のさらなる利便性向上を目指し、相互送客やカーシェア会員向け優待サービスを実施する。まずは首都圏の一部駐車場において、オリックスカーシェア会員向けの駐車場料金の割引サービスなどを実施していく予定である。
東京建物グループの駐車場事業を担う日本パーキングは、2016年10月に日本総合サービス株式会社を完全子会社化し、同年12月には株式会社新総企、ユアーズパーク株式会社、株式会社YSパークの3社を統合するなど事業の拡大を図っている。現在「NPC24H」「J.PARK」「フレンドパーク」「Y‘S PARK 」「PIT IN 100」の5つのブランドで全国1,580拠点、65,109車室(2017年6月末日時点)にて展開している。
オリックス自動車は、自動車リース、レンタカー、カーシェアリング事業を展開している。カーシェアリングにおいては、2002年に国内初のサービスを横浜市で開始して以降、鉄道会社など他業種とも連携を進め、さまざまな施策を実施しながらサービスの普及と顧客の利便性向上に取り組んできた。2017年9月末現在2,660台、1,570拠点にて、約18万人の会員に利用されている。