現在世界のEC市場規模は約211兆円に近いといわれ、毎年成長し続けているが、リテール市場自体はその10倍になるといわれている。そのためZOYIは、顧客の購買体験を最大化させるにはオンラインだけ、またはオフラインだけのサービスにとどまるのではなく、両方のサービスを抑えることが必要と考えている。この実現のためZOYIは、Webサイトでの個々の顧客に適した接客を実現するチャネル(Channel.io)を提供、クライアントとなる企業の収益拡大に貢献することで韓国ではサービス開始から1年強という短期間で業界のデファクトスタンダードとなる成長を見せている。また、日本においてもフィッティン株式会社との協業による新サービス開発といったアパレルでの取り組みだけでなく、zens株式会社や株式会社Housmart など不動産テック企業、株式会社ミナジンなどHRテック企業、中古車売買のオトオクなど、様々な業界にて日本の市場特性を吸収しながらサービスを提供している。一方、オフラインコマースに関してもこれまで世界15ヵ国以上約2,400箇所にてIoTセンサー技術を利用したファネル分析や動線分析、顧客分析を実現するWALK INSIGHTS(ウォークインサイト)を提供してきた。今回の投資を受け、弊社は日本市場での展開を加速させるため、日本のクライアント企業に合わせた技術開発やマーケティング強化に注力していく予定である。