その課題を解決するために、スケーラブルな組込み向けディープラーニングソリューション「JUIZ(ジュイス)」を自社開発している。今回新たに調達した資金は、ソフトウェアとハードウェアの両領域におけるソリューションの研究開発、またそれに伴う世界中からの優秀な従業員の雇用、さらには海外を含めた事業開発/営業基盤の拡大に充当する予定である。
LeapMindは、電力が限られた小さなコンピューティング環境でもディープラーニングが稼働する技術を保有しており、ディープラーニングの恩恵を簡単に受けられるようにすることによって、IoTデバイスや家電/ロボットなどへの適用を可能にする。
LeapMindは、ディープラーニングモデル構築からモデル圧縮、ハードウェア上への実装までをワンストップで実現する。
(1)独自のディープラーニングアルゴリズム
ディープラーニングにおける計算量を圧縮し、FPGAのような小さなコンピューティング環境でもディープラーニングの威力を最大限発揮させる独自アルゴリズムの研究を行っている。
(2)ディープラーニングに対する最適なハードウェアアーキテクチャ
ニューラルネットワークを回路側で物理的に用意することでFPGAのような小さいチップでも省電力/高効率でディープラーニングの計算が出来る独自アーキテクチャの研究を行っている。