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「ミライスピカー」開発のサウンドファン、凸版印刷等から総額2億9千1万円の資金調達実施

  • feedy

音のバリアフリー化を実現する「ミライスピカー」開発のサウンドファンは、大和通信、ティーエス・プロ、UNICORNファンド投資事業有限責任組合、産業経済新聞社、凸版印刷【7911】を引受先とする第三者割当増資を実施し、総額2億9千1万円の資金調達を行ったと発表した。

サウンドファンは、今回新たに調達した資金により、新たなミライスピーカー(R)の研究・開発・製造・販売を加速的に推進し、さらに音のバリアフリー環境を国内外へ広く普及させることで、快適な「聴こえ」環境の整備に努めていく。

サウンドファンが独自に開発した世界初の特許技術「ミライスピーカー」の曲面振動板スピーカーは、100年以上変わらない従来の空気を押し出すコーン型スピーカーとは異なり、湾曲させた振動板全体から音が飛び出す構造により、広い範囲に特殊なエネルギーのある音を生成することができる。
その音である『曲面サウンド』は、聴こえにくい方の聴覚をサポートすることができ、さらに、健聴者には従来スピーカーと変わらない音質で、遠くまでハッキリと音声を届けることができ、誰にとっても聴こえやすい音のバリアフリー環境を実現することができる。。

日本人の約9人に1人は、毎日の暮らしのなかで、「聴こえにくい」という困難を抱えている。※ 2016年4月には障害者差別解消法が施行され、バリアフリーへの対応が官民ともに急がれており、「聴こえ」 に不安がる人々に対して、ミライスピーカー®を活用した「音のバリアフリー」社会をひろめることで、「音」による情報を「音」のまま伝えることが可能となり、特に災害時や緊急時に有効であると考えている。

※一般社団法人 日本補聴器工業会 JapanTrak 2015 調査報告 Page4、Page14 に基づく出典 http://www.hochouki.com/files/JAPAN_Trak_2015_reportv3.pdf

◆「ミライスピーカー®」 導入事例
金融機関、区役所、老人ホーム、大学、教会、一般企業、高齢者のご家庭など、音による情報を明瞭に届けたいシーンでの活用が進んでいる。