クックパッド、みんなのウェディングに対するTOB及び資本・業務提携を発表

料理レシピの投稿・検索サイトを運営するクックパッド㈱（東証1部）は、結婚式場口コミサイト運営の㈱みんなのウェディング（東証マザーズ）に対する株式公開買い付けの開始及び資本・業務提携を発表した。

この結果、㈱みんなのウェディングは、クックパッド㈱の連結子会社となる。上場は維持する。

クックパッドの2014年12月ののべ月間利用者数は5042万人と、日本最大のレシピサービスとなっている。

クックパッド㈱は、生活者の利便性向上としての「ユーザーファースト」を最も重要な価値観と位置付け、「クックパッド」を

「食を中心とした生活インフラ」へと進化させるべく、既存事業の拡大に加え、新規事業の拡大に注力している。

一方、2010年10月にディー・エヌ・エーから新設分割により設立された㈱みんなのウェディングは、2014年3月に東証マザーズに上場し、ブライダル業界における地位を強固にするためのサービス開発体制の強化、また、更なる企業価値向上のための新しい収益源の確立を中期的な課題としている。

クックパッド㈱は、結婚という人生における重要なイベントは、料理をする頻度が増す重要な機会であるだけでなく、「食を中心とした生活インフラ」の提供においても、非常に重要な機会であると捉え、相互送客を含めたユーザー増加策を実施することを検討し、㈱みんなのウェディングは、「クックパッド」のサービス構築ノウハウや技術基盤を共有することで、事業展開を一層加速させることができるとしている。

両社は、それぞれが培ってきた事業ノウハウを活かし、一体となって事業展開を行うことで、更なる企業価値の向上を目指していくとしている。