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LINEWORKSとSAPジャパン、豆蔵でERPソリューションの連携における協業を開始

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ワークスモバイルジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:石黒豊)、株式会社豆蔵ホールディングス(証券コード:3756、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:荻原紀男)の事業会社である株式会社豆蔵(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:中原徹也)、SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:福田譲)の3社は、各社ソリューションの連携に関して協業を行うことに合意した事を発表した。

今回の協業合意に基づき、3社は、ビジネス版のLINE「LINE WORKS」とSAPのクラウドERPである「SAP® Business ByDesign(エスエーピー・ビジネス・バイデザイン)」および中小企業向けERPである「SAP® Business One(エスエーピー・ビジネス・ワン)」を連携し、2018年4月より提供開始する予定となる。両製品の連携においては、豆蔵が技術提供と開発協力を行い、同社の対話型AIエンジン「MZbot」を搭載したチャットボットおよびRPA(Robotic Process Automation)技術を活用する。

LINE WORKSには、チャットボットを仮想ユーザーとして登録可能で、今回MZbotを介することで、LINE WORKSをインターフェースにして、メッセージを送るような形でERPシステムにアクセスし、在庫確認、発注処理などのさまざまな業務を実行することができる。チャットボットはSAP® Cloud Platform上で稼働し、SAP HANA®のリアルタイム技術を活用するため、瞬時の返答が可能になる。

今回の協業により、ワークスモバイルジャパンは、ビジネスユーザーに広く普及するSAPソリューションのUIとしてLINE WORKSを提供することで、ユーザーの拡大を図る。豆蔵は、同社製品のSAPユーザーへの展開強化を図ることはもちろん、SAPソリューションの利便性向上に取り組むことで、同ソリューションを取り扱うグループ企業も含めた売上向上を目指す。また、SAPジャパンは、これまでERPをはじめコンピュータシステムを使ってこなかったユーザーに対しても利用を拡大するとともに、既存ユーザーに対しても、外出先からのERPシステムへのアクセスを容易にするなど、より利便性の高い機能を提供する。