昨今の中国国内のFinTech市場は急激に成長する中、昨年には数々の中国発のFinTechベンチャー企業が香港市場や米国市場に上場しており、世界中の注目を集めている。今回の出資先となるOneConnect社は、2,300社以上の金融機関(420行の銀行を含む)にフロントからバックオフィス業務までをカバーするFinTechソリューションを提供している。また、そのプラットフォーム上ではこれまでに12兆元(約200兆円)以上の取引が行われており、提携金融機関数だけでなく取引量、そして顧客数を急速に増加させ成長するFinTechベンチャー企業である。Ping An Healthcare Management社は、中国の70%の都市の8億人をカバーする総合的なヘルスケアサービスを提供しているほか、法人向けにも、コスト管理をはじめ、アクチュアリー、健康保険口座、医療資源や健康状態の管理など、テクノロジーを活用した保険管理サービスを250以上の都市で提供するベンチャー企業。また平安保険グループは、これまでサービスプラットフォームを含む自社のビジネスに最先端のテクノロジーを活用するなどFinTech領域にも力を入れており、世界の中でも先進的な金融サービスを提供する企業として、保険・銀行・投資など多種多様な金融サービスを提供している。