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ABEJA、三越伊勢丹に店舗解析ソリューションをテスト導入

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(株)ABEJA(アベジャ 本社:港区、代表取締役:岡田 陽介)は、ABEJAの提供するディープラーニング(Deep Learning)技術を活用した次世代型店舗解析ソリューションを、(株)三越伊勢丹(本社:新宿区、代表取締役社長:大西 洋)にテスト導入したと発表した。
ディープラーニングとは、機械学習の一種で、コンピュータ上の人工知能が入力されたデータから自ら学習して答えを導き出すコンピューティング技術。2012年にGoogleが大量の動画データから自動的に対象物が猫であることを認識する画像認識技術を開発し、現在では、Google、Facebookなどの企業が研究開発に力を入れており、画像認識以外でも音声認識で活用されるなど、既に多くの分野で利用されている。

三越伊勢丹では、店舗の課題に対して最適なソリューションを提供するために、以前よりテクノロジーの有効活用を検討しており、今回のABEJA次世代型店舗解析ソリューションをテスト導入するに至った。

三越伊勢丹は、今回の導入に先駆け、三越伊勢丹「菓遊庵」にて、店舗レイアウトの変更による売上影響度合いを計測する仮説検証実験を行った。数値データに基づいた検証活動の結果をふまえ、店舗レイアウトを変更したことにより、エリアごとに売上を向上させることに成功したとも発表。今後、継続的にテクノロジーを活用したプロジェクトを行う方針。

ABEJAのソリューションは、顧客動態・滞留データの解析サービス「ABEJA Behavior」、性別年齢推定サービス「ABEJA Demographic」等を用いて店舗内行動を取得し、データ管理・分析サービス「ABEJA DMP」でオンラインとオフラインのデータをリアルタイムに解析することが可能。これにより、実店舗でオンライン同様に柔軟に顧客行動を分析し、マーケティングへ活用できるとのこと。