遊び・体験の予約サイト「asoview!」を運営するアソビュー株式会社は、JTBとの着地型商品の販売強化を目的とした業務提携を締結したと22日発表した。今回の包括提携はアソビューの強みである「現地での体験・遊び」などの着地型商品における日本最大のコンテンツ数と、JTBグループの強みである国内・海外ネットワークやブランド力を最大限に活かし、Web販売、自治体向けプロモーションサービス、インバウンドなど5つの分野を柱として、着地型商品の企画・販売及びソリューションサービスの提供を行なうとしている。着地型商品とは、都市部の旅行会社で企画・造成される「発地型」に対し、旅行目的地側が企画・運営する観光商品を指し、その土地ならではの魅力を活かしたアウトドアアクティビティや文化体験など。消費者志向の多様化に伴い、地元の人しか知らないような穴場や楽しみ方が求められるようになり、着地型商品が見直されているアソビューならびにJTBは、日本全国の地域ならではの魅力を一人でも多くの方に“体験”して頂くべく、今後成長が期待される「体験のインターネット予約」分野や、「地方創生」「インバウンド」など注目分野において積極的に協業し、事業を展開していくとしている。同日、前述の着地型旅行商品の販売強化を目的としたJTB、YJキャピタル、グロービス・キャピタル・パートナーズ、ジャフコを引受先とする総額約6億円の第三者割当増資の実施も発表した。