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DMMグループ、非大卒育成事業を運営するハッシャダイを買収

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DMMグループは、非大卒向けの人材育成事業「ヤンキーインターン」を運営する株式会社ハッシャダイ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:久世大亮)の全株式を取得し、子会社化したことを発表した。これに伴い、ハッシャダイの経営陣は既存の体制のまま、DMM.com会長 亀山敬司がGTK( Great Teacher Kameyama )として就任する。

ハッシャダイは”CHOOSE YOUR LIFE〜自分の人生は自分で選ばなきゃ〜”というメッセージのもと、現在の日本社会の構造上、認知されておらず可能性が閉ざされている「よそもので、ばかものな、わかもの」こそ、今後の日本をより良い方向へ推し進める原動力になると信じ、そのような、可能性と闘えるはずの彼らの障壁になっている事象を解消することで、体験と選択格差がない社会の実現を目指しているエシカルカンパニーとなる。その一つの手段として、これまで中卒高卒にあたる非大卒向けに人材育成事業を行う『ヤンキーインターン』を運営してきた。

『ヤンキーインターン』は漠然と今の自分を変えたい「わかもの」の、社会進出、自己実現、自分探しの支援を行うサービスとなる。コースはプログラミングやデータ活用などの技術を学ぶ『yankee.hacker』とビジネスやセールスを学ぶ『yankee.business』の二つに別れており、参加時に自由にコース選択することが可能となる。両コースでは共通して社会に出て必要となる一般教養からビジネスマナーを身につけることができ、基本的には卒業後の就職を絶対としておらず、東京や地元で就職・進学・起業・留学など、地元では得られなかった価値観を身につけた上で、様々な選択肢を得て卒業していくことができる。

ハッシャダイは2015年5月1日から事業を開始し、これまで幾度となく国からの手が差し伸べられつつも新高卒就活が持つ”一人一社制”などの就職慣行により自由市場が形成されず継続的な支援がなされて来なかった「非大卒領域」の人材育成・就職支援事業をビジネス化することにより市場を形成し、持続可能なモデルとして多くの非大卒者を社会に送り出してきた。今後は、DMMが有する人材、資本などを活用することで、ハッシャダイを全面的にサポートし、圧倒的な拡大成長を目指す。次々と新たな市場へ参入するDMMは、ヤンキーインターンの様な社会的意義が高く、今後の日本の労働力の担い手として日本社会を変える可能性のある革新的なサービスの発想から運営までを実現しているハッシャダイの企業文化と志をDMMに取り込むことにより、全事業の成長基盤となると考え、買収の合意に至った。なお、DMM.com会長 亀山敬司氏がGTK( Great Teacher Kameyama )としてハッシャダイに就任する。