今回の第三者割当増資は、その一貫としてLINE Digital Frontierが実施する総額86億円の第三者割当増資をNAVER WEBTOONが引き受けるものであり、増資完了後の出資比率はLINEが70%、NAVER WEBTOONが30%となる。また、代表取締役社長は引き続き出澤氏が務める。
今回調達した資金は、サービスならびにオリジナルコンテンツへの投資、マーケティング活動等、事業・サービスの成長に充当する方針です。さらに、NAVER WEBTOONが持つコンテンツや開発技術・リソース、グローバルプラットフォームを「LINEマンガ」の展開に活かすことで、オリジナル作品ラインナップの拡充や市場・顧客分析、UI(ユーザーインターフェース)・UX(ユーザーエクスペリエンス)の改善、グローバル展開などのサービス強化を行っていく予定となる。また、2018年内をめどに、NAVER WEBTOONが国内にて展開している無料ウェブマンガサービス「XOY」を「LINEマンガ」に統合することも予定しており、デジタルコンテンツとしてのマンガのさらなる普及や発展を引き続き追求していく。