RWGは、高精度の位置情報プラットフォームを運営し、トークンエコノミー(※1)とリアルワールドゲーム(※2)を活用した健康課題解決に取り組んでいる。
ケイスリーは、「インパクトを可視化し、先駆者を加速すること」を掲げ、社会的成果の評価や先進的な官民連携手法であるソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)の日本初導入を推進するなど、新たな価値の創出に取り組んでいる。特にヘルスケア領域は、がん対策や介護予防等のプロジェクト推進に創業当初から取り組んでおり、英オックスフォード大学Value Based Healthcare Programme(※3)と日本での取組推進に関して協業する等、強化を進めている領域となる。
今回、両社は共同で、日本の健康無関心層への健康増進プログラムを提供するべく、業務提携契約を締結した。エビデンスに基づく成果創出の加速や官民連携に強みを持つケイスリーと最新テクノロジーや高精度の位置情報プラットフォームを有するリアルワールドゲームス両社の強みを活かすことで、新たな健康課題解決の手法確立と解決スピードの加速を目指す。
※1:トークンエコノミーとは、ブロックチェーン技術を使って発行されたトークンを使った経済圏のこと。
※2:リアルワールドゲームとは、米Niantic社の「Ingress」や「Pokemon GO」に代表される世界地図と現実を重ね合わせた位置情報ゲーム分野の総称。
※3:オックスフォード大学Value Based Healthcare Programmeとは、国際的な潮流となっているValue-based Healthcareにおいて著名なSir Muir Gray氏率いる英オックスフォード大学発の組織。