小売業者は、自社のオンラインストアにFits.me社の「バーチャル・フィッティングルーム」を導入することで、ユーザーに実際の店舗で試着をするようなバーチャル体験を提供できるようになる。ユーザーは、自分の体形やサイズを入力することで、気になる商品を試着した際のイメージ画像を見たり、画面上で様々なサイズの商品を着せ替えたりして、購入前にどの服が自分に合うのかを確認することができる。これにより、小売業者にとっても、配送後の返品数を減少させることが期待できる。
楽天の代表取締役会長兼社長である三木谷浩史は、「Fits.me社は、オンライン・ショッピングの楽しさと便利さを象徴するようなサービスを提供しており、成長を続ける当社のECサービスをさらに補完する存在になると期待しています。『バーチャル・フィッティングルーム』は、ユーザーがオンラインでより現実感のあるショッピング体験をできるようにするだけではなく、事業者にとってもサービス向上に欠かせない貴重なデータを得ることを可能にします。」とコメントしている。