「3rd Class」は、グローバル化やロボット化が進む社会で未来に通用する人材の育成を目標とし、そのための表現力や思考力、判断力といった「社会に出た時に必要とされる考え方やスキル」を習得するためのスクールプログラムを提供している。先輩が後輩の学習を促すメンター制度や、学生が自ら考え行動するよう講師がファシリテーションするアクティブラーニング型の授業を取り入れている。サイバーリンクでは、同スクールの特徴である生徒同士のディスカッションやメンターの仕組みをオンラインで実現することを目指し、「U ビジネスコミュニケーションサービス」の提供と技術支援を通して、安定したビデオ通話環境を整備する。今回のサイバーリンクの支援によって、地方大学や離れた場所にいる学生の受講を実現するカリキュラム「3rd Class Online」を開講。テスト導入後、学生や講師陣からのフィードバックをもとにサービスの向上を目指す。 「3rd Class Online」の受講内容(一例)は以下の通り。ステップ⓪ 受講者とメンターが決められた時間にオンライン上で集まり、授業をスタートする。ステップ① 映像視聴:15分で1テーマの映像を視聴。内容は社会課題やビジネスの基礎など様々なタイトルの中から1週間ごとに決められた映像をグループ全員が同時に視聴する。ステップ② 考える、書き出す:映像を見た後に重要だと感じたことやその他の意見、映像の最後に表示される問いに対する自分の考えを書き出す。ステップ③ ディスカッション:15名の参加者を3つのグループに分け、全国の学生同士でディスカッションを行う。グループには必ずメンターが入り、全体のファシリテーションや場づくりをする。ステップ④ プレゼンテーション:グループの中で出た意見や自分の考えをまとめて15人の参加者同士でプレゼンテーションする。聴衆が聞いていることを意識して実施することで、プレゼン力の向上を目指す。ステップ⑤ 振り返り、次週までの計画立て:5人ずつのグループを作成し、メンターがファシリテーター役になりながら、今回学んだことを振り返る。その際にプレゼンテーションへのフィードバックをしたり、気づきを話し合ったりする。最後には次週までにそれぞれの参加者が実施することを宣言し合う。