日本プロセスは、「ソフトウェアで社会インフラ分野の安全・安心、快適・便利に貢献する」を中期経営ビジョンとし、新事業の主力化と新分野の開拓、持続的成長への投資に取り組んでおり、特に長年に渡って培った車載制御、車載情報、画像認識/識別技術を組合わせることで自動運転/ADAS(先進運転支援システム)分野を大きく拡大している。Trenserは、世界的にシェアの高い医療画像処理システムの開発を担当した技術者によって、2017年3月に設立されたインドのベンチャー企業で、IoT、デバイス分析、ディープラーニング、クラウドなどの技術が必要となる医療機器、ヘルスケア関連のソフトウェア製品の開発を得意としている。本提携により、これまでの戦略パートナーシップからより強固な業務資本提携を締結することで、Trenserの医療用画像処理技術と日本プロセスの得意とする様々な技術を融合させ、注力分野である医療関連分野の事業拡大のスピードアップが可能となるとともに、中国大連のオフショア開発拠点に次ぐインドオフショア開発拠点としての活用も可能となる。