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SAPジャパン、ブレインパッドと提携共同販売体制強化へ

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SAP ジャパンは、 ブレインパッド【3655】を、 ビッグデータ分析基盤として活用されるデータマイニング・ソフトウェア「SAP® Predictive Analytics (エスエーピー・プレディクティブ・アナリティクス)」の Master VAR(再販一次店)とするビジネス 提携を発表した。

現在の日本におけるビッグデータ関連ビジネスは、巨大なデータの蓄積と視覚化が中心となっているが、今後、IoT、Industry4.0、マーケティング・オートメーションと いった先進分野において、さらなるデータ活用という観点で、あらゆる業種、業態、規模の企業・組織 に対する高度なベネフィットの提供が可能であり、大きな市場機会が期待されている。

SAP Predictive Analytics は、当該領域で活用されるビッグデータ分析基盤として、その堅牢性、効率性、 構築と運用の容易さにおいて顕著な優位性を有しており、 ブレインパッドは、2004 年の創業以来、ビッグデータ分析およびその関連サービスのパイオニア企業 として、分析支援からデータ活用のためのソリューションまでをワンストップで提供しており、SAP Predictive Analytics の前身である、世界で初めてデータマイニングの自動化を可能にした「KXEN Analytic Framework(旧製品名)」の時代から約 10 年間にわたり、このソリューションに取り組み、 すでに多くの企業に対して導入・支援を行っている。 2013 年に、SAP ジャパンが本ソリューションの取り扱いを始めた際には、両社は提携関係を結び、 その市場展開を協力して推し進めてまいりました。この間のブレインパッドの実績を評価し、さらなる 市場拡大が期待されるこのタイミングにおいて、両社のパートナーシップをより堅固なものとするため、 ブレインパッドを Master VAR とするエコシステムの構築を決定したとしている。

■ビジネス提携の内容

1.エコシステムの構築

SAP ジャパンならびにブレインパッドがこれまで培ってきたデータマイニングに関するノウハウ、 技術力を、多くのパートナーへトランスファーするとともに、個々の案件に対しては、両社が共同支援 することにより、SAP Predictive Analytics に関するコミュニティを確立し、ビッグデータ市場を けん引するエコシステムを構築する。

2.販売体制の強化

SAP ジャパンは、ブレインパッドを核とする SAP Predictive Analytics 製品の再販チャネル網を構築 し、複数のパートナーとの共同販売体制を強化し、顧客提案力、顧客カバレッジの最大化を図る。

3.ソリューション開発の推進

予知/予測分析を含めたビッグデータの有効活用は、顧客企業ごとの競争力強化を実現するもので あり、その適応範囲、機能、運用プロセスに対するニーズは多岐にわたる。今回構築されるエコ システムによる共同活動により、迅速かつ最適なソリューション開発を推進していく。