ビジネス向けスマートフォンアプリ、タブレットアプリのマーケットリーダーであるオプティム【3694】は、富士ゼロックスと資本提携関係を強化することを発表した。オプティムは、富士ゼロックスと2009年12月に業務提携を行い、オプティムのMDM・PCマネジメントサービス「Optimal Biz」エンジンを富士ゼロックスに提供している。富士ゼロックスは、オプティムとの協業活動の第一弾として、「ITあんしんサービスパック」の提供を開始し、2012年8月には、サーバー・ネットワーク機器をまるごと監視するサービス「IT監視運用サービス SaaSモデル」の提供を開始した。更には、スマートフォンやタブレットの業務利用拡大を背景とし、2014年10月に「モバイルあんしんマネジメントサービス」の提供を開始しており、これらの各種サービスに「Optimal Biz」が提供されている。これまで、相互の企業価値向上を図るために、「Optimal Biz」と富士ゼロックスが提供する各種サービスにおいて業務提携を行っており、2014年8月には、第三者割当によりオプティム15,290株割当を実施している。今回、新たに2015年9月1日に決議されたオプティム株式の売出しに関し、12,500株を取得する旨を合意。今後も様々なサービスにおいて相互に協力を深めていくと共に、海外展開も視野に入れつつ、取引関係及び協調関係、資本関係をより強固なものにすることで、オプティムの成長と発展に寄与し、企業価値向上に資するものと考えて、今回の資本提携関係の強化に合意したもの。