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GMOリサーチ、中国企業と業務提携同国モニター調査強化

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GMOインターネットグループGMOリサーチは、連結子会社であるGMO RESEARCH Pte. Ltd.を通じて、中国最大規模の消費者パネルを持つIgnite Vision Limiteds社の純粋持ち株会社Ignite Vision Holdings社と、中国国内および海外から中国へのインターネット調査の普及・拡大を目的とした資本・業務提携契約を締結したと発表した。

本提携により、2015年10月を目処にGMOリサーチの中国消費者パネル「China Cloud Panel」にIgnite Vision社のパネルを統合するため、より多くの中国の消費者から調査対象(モニター)を抽出でき、さらに正確な調査の実施が可能となる。

また、GMOリサーチのDIY型リサーチシステム「GMO Marketマーケット Observerオブザーバー」からも、「Chinaチャイナ Cloudクラウド Panelパネル」が保有する消費者に対してアンケート調査が可能となる。

【資本・業務提携の背景と概要】
近年、マーケティング・リサーチにおけるインターネット調査の占有率は、日本国内では46%と半数近くを占めているのに対し、中国ではまだ一般的でなく、一部の企業や団体のみが利用している状況。しかし、GMOリサーチの中国法人における同国のインターネット調査の売上高は、前年比200%以上の増加と急成長している。こうした急成長の背景には、市場調査の手法が従来主流であった郵送調査やグループインタビュー等から、より安価に短期間で行えるインターネット調査へと急速にシフトしていることがあると考えられる。

そこでGMOリサーチは、より効果的に調査を行える環境を整備することで、中国国内をはじめ、日本を含む海外から中国に向けたインターネット調査の普及・拡大を推進するべく、連結子会社であるGMO RESEARCH Pte. Ltd.を通じて、中国でインターネット調査事業および広告事業を行うIgnite Vision 社の純粋持株会社、Ignite Vision Holdings社と資本・業務提携した。Ignite Vision社は、中国国内の500を超えるメディア(媒体)ネットワークによる消費者パネルを有しており、3,000万人を超えるモニターへのリーチが可能となっている。