近年、マーケティング・リサーチにおけるインターネット調査の占有率は、日本国内では46%と半数近くを占めているのに対し、中国ではまだ一般的でなく、一部の企業や団体のみが利用している状況。しかし、GMOリサーチの中国法人における同国のインターネット調査の売上高は、前年比200%以上の増加と急成長している。こうした急成長の背景には、市場調査の手法が従来主流であった郵送調査やグループインタビュー等から、より安価に短期間で行えるインターネット調査へと急速にシフトしていることがあると考えられる。
そこでGMOリサーチは、より効果的に調査を行える環境を整備することで、中国国内をはじめ、日本を含む海外から中国に向けたインターネット調査の普及・拡大を推進するべく、連結子会社であるGMO RESEARCH Pte. Ltd.を通じて、中国でインターネット調査事業および広告事業を行うIgnite Vision 社の純粋持株会社、Ignite Vision Holdings社と資本・業務提携した。Ignite Vision社は、中国国内の500を超えるメディア(媒体)ネットワークによる消費者パネルを有しており、3,000万人を超えるモニターへのリーチが可能となっている。