ガイアックス、相乗りマッチング型長距離ライドシェアサービス「notteco」事業を譲受

ソーシャルメディアの構築・運用およびシェアリングエコノミー事業を行うガイアックス【3775】は、Costyleより、ガイアックスグループ子会社として新たに設立したnottecoを通じて、Costyleが運営する相乗りマッチング型長距離ライドシェアサービス「notteco」事業を譲り受けることで合意し、事業譲渡契約を締結したと発表した。

●　「notteco」事業譲受の背景
シェアリングエコノミー市場は世界中で急速に成長しており、国内でも自動車、居住空間、遊休スペースなどの分野で広がりを見せている。ガイアックスは今年より地域ならではの観光体験を個人でも掲載・予約できるマーケットプレイス「TABICA」や、昨年より日本の伝統産業の職人・作り手を支援するクラウドファンディングサービス「伝統サポーターズ」などを始めとするシェアリングエコノミーの分野に参入していることから、事業拡大の一環として、国内最大の相乗りマッチング型長距離ライドシェアサービス「notteco」の事業を譲り受けることとした。

●　相乗りマッチング型長距離ライドシェアサービス「notteco」
「notteco」は、長距離ドライブをするドライバーが、ドライブ情報と車の空いている座席数を事前に掲載することで、同じ区間を移動したい希望者がドライブに相乗りできるサービス。長距離ドライブに必要な高速道路料金や燃料代を相乗りした人数で割ることで、ドライバーと相乗り希望者の双方の移動コストを節約することができる。例えば東京―大阪間を4人で相乗りした場合は、1人あたり数千円程度での移動が可能。2007年に日本初のライドシェアとして開始した本サービスは、現在約16000人の会員を持ち、低価格で快適かつ自由な長距離移動手段として利用されている。