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デジタルガレージ子会社、リクルートライフスタイルらと提携Alipay国際決済可能に

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デジタルガレージ【4819】(DG)の子会社で、決済事業を手がけるベリトランスは、リクルートライフスタイルおよび、Alipay(アリペイ)と提携すると発表した。

この提携により、リクルートライフスタイルの運営する無料のPOSレジアプリ「Airレジ(エアレジ)」を使い、日本初の「Alipay国際決済」の対面決済サービスの提供を、2015年末までを目処に開始する。

■提携概要
今回の提携により、中国で最もユーザー数の多いオンライン決済サービスである「Alipay国際決済」を用いた対面決済が、日本で初めて「Airレジ」加盟店において可能になる。Alipayアプリを利用するユーザーは、Alipay国際決済を導入した「Airレジ」加盟店で、QRコードを提示するだけで支払いを完了できる。ベリトランスは、今回の取り組みにおいて、AirレジとAlipay間の決済データ処理・収納代行業務を担う。加えて、「Airレジ」加盟店に対してAlipay国際決済の加盟店業務を促進する。

■市場動向
観光庁の発表によると、中国からの訪日旅行者は2014年に約240万人、2015年は4-6月期3ヶ月で前年比137%増の約125万人と急増している。旅行の際の支出額においても、訪日中国人旅行者が一人あたり28.5万円で一番高く、消費総額は3,581億円に登る(2015年4-6月期統計)。中国最大級のオンライン決済プラットフォームであるAlipayのアプリを利用しているモバイルユーザーは3億人以上おり、訪日中国人旅行者のAlipay国際決済の利用ニーズは高いものと見込まれる。
一方、「Airレジ」に代表されるタブレットPOSは、レジ機能だけでなく、各種情報処理端末としての拡張性、低価格性、モバイル性などさまざまな利便性から近年急激な拡大を見せており、アパレルなどのショップ、飲食店、美容系サロン、レジャー施設やイベント会場など幅広い業種業態の店舗での活用が広がっている。

■Alipayについて
Alipayは、 2004年にアリババグループにより設立された中国最大のオンライン決済プラットフォーム。アリババのショッピングモール「天猫(Tモール)」からスタートした、11月11日「シングルズデー(独身の日)」に開催されるオンラインセールで、2014年には24時間の取扱件数1億970万件、売上1.1兆円という記録を達成した。また、2012年12月にはユーザー数は8億人に到達、モバイルアプリ「Alipay」のユーザーは3億人超で中国のスマホ決済マーケットで82%のシェアを占める。
モバイルアプリ「Alipay』はウォレット機能を搭載しており、オンライン決済やオフラインでのショッピングの決済はもちろん、預金の出し入れや送金も行うことができまる。
https://www.alipay.com/

【ベリトランスについて】  
デジタルガレージグループで、オンライン決済事業を提供する決済プロバイダー。「事業者のコアビジネスへの専念」を基本理念に、デジタルガレージグループのイーコンテクストと共に、グループ全体で日本最大規模のオンライン決済プロバイダーとして、日本国内はもとよりアジアを中心とした海外市場をカバーするグローバルなオンライン決済プラットフォームの構築を目指し事業を拡大中。
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