1. TOP>
  2. 資本・業務提携
  3. エス・エム・エス、三井物産とアジア・オセアニア地域で医薬情報サービス事業を展開するMIMSグループを共同で買収

エス・エム・エス、三井物産とアジア・オセアニア地域で医薬情報サービス事業を展開するMIMSグループを共同で買収

  • feedy

介護、医療、キャリアの分野を展開するエス・エム・エス【2175】と三井物産【8031】は、アジア・オセアニア地域で医薬情報サービス事業を展開するMIMSグループを共同で買収するため、同グループの持株会社である英国のMedica Asia (Holdco) Limitedの全株式の譲渡契約を英国のAXIO Data Hedgeco Limited及び個人株主6名と締結したと発表した。

出資額は、総額約300億円となり、出資比率はエス・エム・エス60%、三井物産40%となった。
アジア・オセアニア地域では、人口の増加や経済発展を背景に、域内における医療費が2008年の約58兆円から2013年には約112兆円まで急拡大しており、今後も持続的な増加が見込まれ、この有望市場において、MIMSグループのブランド力、医療従事者の会員基盤、製薬企業との取引基盤に、エス・エム・エスが持つ情報サービスの開発・運営ノウハウと三井物産のグローバルネットワークを掛け合わせることにより、既存事業の拡大に加え多様な新規事業の展開を可能にする。具体的には、製薬企業に対するマーケティング支援、クリニックを営む医師に対する経営支援、及び人材関連サービス等の新規事業を計画している。これらの事業を通じアジア・オセアニア地域の医療の質と生産性を高め、同地域の医療発展を目指す。