「コミュニケーションのバリアフリー社会」の創出を目指し、卓上型会話支援システム「comuoon」(コミューン)を開発・販売しているユニバーサル・サウンドデザインは、大和ハウス工業、日清紡ホールディングス、新日本無線、SMBC ベンチャーキャピタル 、エフエム東京、グローバルメディックなどを割当先とする、総額1億 8 千万円の第三者割当増資並びに株式異動を実施したと発表した。comuoon(コミューン)は、難聴者と健聴者とのコミュニケーション改善ニーズに対し、難聴者だけが努力し聴こえを改善する形ではなく、話者側で聴こえの改善が出来るよう、音を明瞭にするシステム。ショットガンマイクとスピーカーシステムがセットになったコミューンと、ワイヤレストランスミッターとス ピーカーシステムがセットになった「comuoon connect」(コミューンコネクト)の2つのタイプを通じ、医療機関福祉施設、行政、教育機関などでの利用から個人の方のコミュニケーションの改善を行うために、 様々な環境で活用されている。 また、ユニバーサル・サウンドデザインが所有する「リスニング・アシストテクノロジー」は、今後様々な分野への応用が可能として用途開発も着目されている。ユニバーサル・サウンドデザインでは、今回調達した資金をもとに、新製品開発国内拠点の強化を行い、 国内における事業の一層の拡大と利用者へのサービスの向上を図るとともに、高まる海外向けニーズの把握と進出を強化する予定。