ディー・サインとSuMiKaは、2015年11月9日(月)より業務提携し、新ブランド「オフィスの中の小屋」を共同展開すると発表した。近年企業では、スタッフ数が急激に増減したり、部署やチーム、プロジェクトなどさまざまな組織編成がおこなわれたりするようになり、従来よりも変化に柔軟に対応できるオフィスが求められているという。また住まいの意匠をオフィスデザインに取り入れる試みも増えており、今回共同展開する「オフィスの中の小屋」はユニット方式のアイテムで、オフィス内に簡単に会議室や新たな空間を設けることができるのが特長となっている。提携の第一弾として、SuMiKaが2015年9月に発売を開始した「家の中の小屋」(【壁にもなる書斎小屋(Stacks B)】)を、オフィスのプロジェクトマネジメントを手がけるディー・サインが法人向けの販路を開拓し、オフィス市場へと展開する。デスク、ソファ、本棚などの機能を兼ね揃えた商品は、壁一面をホワイトボードにアレンジしたり、オフィスの一角に置いて間仕切りがわりにできたりと、オフィス空間を損なうことなく多彩なワークスペースをつくります。気軽なレイアウト変更が難しかったオフィス業界に、ワークスタイルを広げる新たな選択肢の1つとして、小屋を提案する。今後は、「オフィスの中の小屋」のブランドのもと、ディー・サインとSuMiKaで小屋の共同開発を2016年1月に発表予定。また、2年をめどに1億円規模の市場創出を目指すとしている。